2023お米栽培フォト日記

新しく借りた1年目の田は大体良くできるのですが無農薬・無化学栽培や自然栽培での稲作は次年度以降は概ね収穫量が落ちていきます。

私が目指すのは「おいしいお米を作る」ことで 「量を沢山採る」ことではないため、そこまで量は気にしませんが、ある程度量が採れるということは「光合成がたっぷり出来ている」一つの証しですので、美味しさにも反映されると考えています。昨年が全部で99袋採れたのに対し今年は91袋採れました。「2年目の田だし、良くて80袋ぐらいかな」と米袋を89枚しか用意していなかったら、精米してくれた方に「2枚(袋が)足りなかったぞ!」と言われ、嬉しさと恐縮の混じった思いでありました(笑)

ヒノヒカリを代々種取りして毎年植えています。冷めても美味しいという声も頂いています。

 


田植え動画。

中学生になった今年も外周1周は田植え機で植えました。

チェーン除草は結構重く、インナーマッスルのトレーニングになりそうです。

稲刈りのお昼にちょうど南阿蘇鉄道のトロッコ列車が通りました。阿蘇山とトロッコ列車と田んぼです。


田植え日記

味噌づくりで出る大豆の煮汁に酵母を培養させて、田んぼに撒き、お米づくりによい環境を作っています。

温湯消毒。種もみを60度のお湯に10分間漬けて消毒します。新中学生の息子も手伝う。

4月9日

今年はバイオダイナミック農法の調剤を家族で撒きました。5月3日

種まき前に数日間モミを水に漬けて芽出しを揃える工程をします。写真は薄っすらと根っこが出てきたモミです。

自宅に浅いプールを作って苗を作っています。プール育苗。

田植え。中学校で忙しくなった息子も恒例の外側1周は田植え機で田植えしました。5月26~29日

除草作業。パイプにチェーンを沢山つけた道具を引っ張っていくと小さな雑草が浮いてきます

ある程度苗が大きくなってきたら、除草機で土をかき混ぜて除草します。田植え後は除草作業の日々です。

9月28日。稲穂が実ってきました。

ヒエ。今年はヒエに悩まされました。2週間ほどずっと捕りました。写真は手伝ってくれたユーキ君。

稲刈り。晴天が続き良い状態で稲刈りが出来ました。ご近所の上野さんに刈取り頂く 10月17・18日

乾燥・籾摺。上野さんの精米所は清潔かつ無理な動きがないように工夫されていて勉強になりました 10月20

おかげさまで91袋収穫!頭の上より高く手で倉庫に積んだので嬉しい筋肉痛です。